ライツリサーチでは、洗脳やマインドコントロールに関するトラブルを解決するため、専門のカウンセラーと調査員が様々なトラブルに対応しています。当ページでは、マインドコントロールする人の心理とはどういったものか、またマインドコントロールをされてしまった人はどのような心理を悪用されたのかなどを、トラブル別に実例を交えてご紹介しています。

現在、洗脳やマインドコントロールによる被害に遭われている方、またそのご家族やご友人の方は、危険が見受けられるようでしたらすぐに専門家へ無料相談をおすすめします。

他人にマインドコントロールする人の心理とは

悪用されるマインドコントロールや洗脳の手法

洗脳やマインドコントロールを悪用することで、犯罪や類似するトラブルが多発しています。特に近年では、SNSやスマートフォンでの連絡を用いて、行動を監視したり情報を盗み取ることで、強いマインドコントロールを仕掛ける被害が見受けられます。

そもそも洗脳やマインドコントロールについては、他人を思うままに操る魔法のような術ではなく、無意識下への刷り込みや行動心理に頼ったもので、しっかりと対処を行えば防ぐことができます。その対処には、加害者がマインドコントロールを行う心理と目的を把握する必要があります。

どうして他人をマインドコントロールするのか

人や目的によってマインドコントロールの方法は異なる

ライツリサーチでは、洗脳やマインドコントロールの解除に向けて、全国より様々なご相談を受け付けています。しかしながら、全ての事案について、加害者の目的も、被害内容も、マインドコントロールの手法も異なります。

そのため、危険なマインドコントロールをする人の心理とは全て同じものではありませんが、強いて言うとすれば、悪質なトラブル事例に共通する点として「自らの利益のために他人をコントロールしている」ことが見受けられます。

以下にご紹介している内容については、トラブルのタイプ別に、加害者がマインドコントロールをどういった目的で悪用しているかをご紹介しています。現在トラブルに遭われている方は、類似する案件を参考までにご覧ください。

■宗教トラブルでマインドコントロールをする人の心理

・信者の獲得が理由のケースが多い

まず、いわゆる「カルト」と呼ばれるような危険な宗教団体が、こうしたマインドコントロール等の手法を悪用する事例は、古くから見受けられます。大半が信者の獲得を目的としたものですが、獲得した信者を更に深いコントロール下に置き、金銭を授受したり危険な行動を取らせる被害が確認されています。

・加害者もマインドコントロールされている可能性

こうしたトラブルでマインドコントロールをする人の心理として、マインドコントロールをする人自身も別の人物からコントロールを受けている事があります。「信者を増やす事で徳を積む」「信者獲得のノルマがある」等の理由付によって、更に他人をマインドコントロールしているトラブルも多くあり危険です。

・小規模なグループでのマインドコントロールに注意

特に注意が必要事例として、地域などで小規模なグループを形成し活動をしている、危険な宗教によるマインドコントロール被害です。小規模なグループの中で上下が分かれる事により、「暴走」へ至ってしまうような事例が確認されています。

この「暴走」とは、末端の小規模グループ内で独自の思想を生み出してしまう事により、母体の宗教とは異なる過激な行動に走ってしまう現象です。こうしたグループに加担してしまうと、犯罪に巻き込まれたり、危険な勧誘などを行なわされるリスクがあります。

・霊感商法や占いを入り口とする場合も

カルトなどの危険な宗教に類似するトラブルとして、占いや霊感商法にマインドコントロールを悪用する問題も見受けられます。このようなマインドコントロールをする人の心理としては、金銭搾取を目的としたものが多く見受けられます。

しかし、こちらも上記のカルト被害と同じく、信者を増やすために別の人を紹介する動きが確認されることもあります。悪質な霊能力者や占い師を頂点とした、一つの新興宗教のようなグループが形成されてしまうこともあるため注意が必要です。

・マインドコントロールから抜け出す為には早い対処を

危険な宗教絡みのマインドコントロール被害は、実際にコントロールを受けてから長い期間が経過すると、抜け出すことが難しくなってしまいます。もしお近くの方について、これまでと異なるおかしな言動が見受けられる場合は、決して放置せずすぐに対処を始める必要があります。

■ネズミ講・詐欺行為でマインドコントロールをする人の心理

・金銭的な利益を得るためのマインドコントロール

ネズミ講や悪質なマルチ商法なども、心理的に洗脳やマインドコントロールを悪用する事例が報告されています。共通する点としては、人を増やすことで利益が得られる仕組みから、他人の憧れや夢などを逆手にとってマインドコントロールを行い、契約や入会をさせる事例です。

様々な手法がありますが根本は共通しており、「楽して稼げる」「不労所得が得られる」「独立支援のための起業」「夢を叶えるためのサポート」などの謳い文句で、そのための費用として金銭を騙し取る手口です。

・加害者に見受けられる2つの心理

このようなマインドコントロールをする人の心理として、大きく2種類が考えられます。
1つ目は、最初から儲からないことを知りつつ、無知な相手を騙すためにマインドコントロールを行う、詐欺的なタイプ。そして2つ目が、自身も騙されていて本気で儲けようとダウン(自分が紹介して契約した人)を増やすために活動しているタイプです。

悪質なMLMやネズミ講トラブルの解決には、被害者に対してマインドコントロールを行った人物が、上記のどちらの立場かを把握して、それに合わせた説得や情報提供が必要となります。

・マインドコントロールを解除するためには真実を知る

このようなトラブルの解決・マインドコントロールの解除のためには、相手の団体や商法についての嘘を暴いて「本当は儲からない」ことをしっかりと認識させる事が必要です。そのためには、過去の履歴や違法性を専門家が確認し、しっかりと訴求することが求められます。

■恋愛・婚姻関係でマインドコントロールをする人の心理

・相手を支配すること自体が目的となっている

彼氏・彼女などの恋愛関係や、夫婦間でのマインドコントロール被害については、一概に同じ目的ではなく、様々な動機が確認されます。貢がさせる・いわゆる「ヒモ」状態となり金銭を得るための目的や、DV・モラハラ・パワハラなどの被害も確認されています。

こうした行為を行う人物の心理的な共通点として、依存をさせることで相手を支配し、様々な点で自分に有利な環境を築こうとしていることです。更には、加害者側にも幼い頃の虐待や家庭不和による何かしらのトラウマがあり、その穴埋めとして他人をコントロールしているような事態も想定されます。

そのため、他のトラブルと異なって共通するような目立った目的はなく、単純に自身の自尊心や欲を満たすためのマインドコントロールとなる場合があり、危険性が高い事案も多く見受けられます。

・被害者の心理として「自発的に気付けない」被害

このような被害に遭われている方は、自ら「自分がコントロールされていて危険だ」という事実に気づくことが出来ない場合があります。更にひどい場合は、過度なストレスをかけられる事によって自分の頭で物事を判断できなくなり、結果的に加害者に対して依存してしまう事例も見受けられます。

・マインドコントロールの解除には第三者の介入が必要

このような被害には、周りのご家族やご友人、専門的な知識のある第三者の介入が必須となります。ある程度の強制力がないと、被害者本人が「大丈夫だから」と我慢してしまい、助けられない事態も想定されます。そのため、出来るだけ被害者本人に近しい関係の人物が協力し、対処を行うことが望ましいでしょう。

まとめ

マインドコントロールをする人の心理を知るために

現在、マインドコントロールや洗脳による被害は多く見受けられます。有名人やタレントなどの被害により一部は表沙汰に話題となりますが、小規模なトラブルは全国で多く発生しており、それによる二次被害も多数報告されています。

このような洗脳・マインドコントロールの解除には、やはり加害者側の心理を知り、動機や目的を理解したうえで、トラブルにあった適切な対処が必要となります。そのためには、専門的な情報の調査やカウンセリングが求められます。現在、同様の被害でお悩みの方は、必ず専門知識のある機関にご連絡ください。