「家族が副業として始めたネットビジネスが怪しい」といったご相談が増加しています。知らない間に危険な商売に加担していると、自分だけでなく周りの人を巻き込んだトラブルや様々なリスクが考えられます。

ライツリサーチでは、プロの調査員と心理カウンセラーがタッグを組み、このような洗脳・マインドコントロールを悪用したトラブルの解決を行なっています。今回はネットビジネスなどの「おいしい副業」に潜む怪しい点や危険性をご紹介しています。

もし、現在ご家族やご友人がこのような怪しい副業に加担している場合は、すぐに専門家までご相談ください。ライツリサーチでは全国対応の無料相談窓口を設けております。

副業のネットビジネスに潜む怪しいリスク

副業ネットビジネスで特に相談の多いトラブルとは

「副業で始めたネットビジネスでトラブルにあった」というご相談は、全国から数多いご相談をいただいております。現在、いわゆるネットビジネスと呼ばれるものは様々な形態が存在しますが、その中でも特に、悪質なマルチビジネス(MLM)やセミナー商法、情報商材などが問題となっています。

こうしたビジネスはそれぞれに法規定が定められており、もちろんそれに則って行われている健全なビジネスも存在します。しかし“楽して稼げる”ビジネスを謳う商法の中には、違法性を孕んでいたり、最初から儲からないことが決まっている詐欺まがいのビジネスも存在します。

そのため、ご自身やご家族が行なっているネットビジネスが怪しい場合は、事前に調査を行なって実態を確認したり、ビジネスを始める前に企業信用調査を行うことが当たり前となっています。当ページでは、もし怪しい副業やネットビジネスを始めてしまった際の対処法をご紹介しています。

ご家族が副業で怪しいネットビジネスを始めていたら

もしご家族が、副業として怪しいネットビジネスを行なっているようであれば、すぐに対処を開始しなければいけません。しかし、洗脳やマインドコントロールに近い支配を受けている場合は自分が騙されていることに気づけない場合が多く、否定をしてしまうことで喧嘩になってしまうこともあります。

中にはご家族の絆により説得で洗脳が解けることもありますが、そうした説得が失敗してしまうと更に怪しいネットビジネスにのめり込んでしまうことにも繋がるため、注意が必要です。できるだけ専門家や心理カウンセラーに相談した上で、その人に合った対処を行うことが重要です。

ポイント:怪しいネットビジネスかも?
もしご家族に以下のような兆候が見受けられる場合は、副業のネットビジネスとして怪しい商法に加担しているかもしれません。
・突然「起業をする」と言い始めた
・セミナーや勉強会に通っているようだ
・誰かとビデオ通話やチャットをしている機会が増えた
・知らない会社から書類や物品の送付物がある
・急に入出金の回数が増えている
・メンターや師匠などと呼ぶ人と頻繁に会っている…etc

怪しい副業ネットビジネスにハマりやすい人とは

また、このような副業ネットビジネスが怪しいと気付かず騙されてしまう被害者には、共通する点が見受けられます。もし、ご家族に以下のような点が見受けられる場合は要注意です。

  • 明確な将来の夢や目標がある人
  • 現状の仕事や生活、収入に不満がある人
  • 起業に興味があり独立志向がある人
  • 学歴などにコンプレックスを抱えている人
  • 生活や収入などを周囲と比較しがちな人

上記はあくまでも一例ですが、このような人物は怪しいネットビジネスのターゲットにされてしまうことがあります。会話のきっかけとして夢や目標、現状の不満などを言わせて、それを解決するためにはお金が必要という結論へ導き、自身のネットビジネスを紹介するといった流れが特に多く見受けられます。

怪しい副業ネットビジネスが会社内で流行することも

また、よく見受けられるトラブルとして、会社内で副業のネットビジネスが流行してしまい、多くの社員がマルチ商法などに加担してしまっているケースが見受けられます。これは、近年テレワークの増加や副業を認める会社が増加している影響から、会社内の人間関係を利用して怪しいネットビジネスが横行してしまっていることが確認されています。

類似するトラブルとして、会社を辞めた元従業員が現在勤務している従業員を勧誘するパターンや、アルバイトの大学生同士やパートの主婦間などでも発生しています。後述しますが、副業と言えど怪しいネットビジネスが行われていることは、本業にも大きな影響を及ぼすため見過ごすことのできない問題です。

ネットビジネスが副業から本業となってしまう危険性

ご相談の中には「家族が副業で始めたネットビジネスを本業にするため、今の勤め先を辞めようとしている」と言ったご相談も多く見受けられます。しかし、怪しいネットビジネスや詐欺紛いの危険な商法の場合は、こうした乗り換えをキッカケに多額のお金を取る場合があるため注意が必要です。

多くの怪しいネットビジネスが、最終的には「今の仕事をやめて独立・起業をすること」を進めてきます。これは、コンサル料やマネジメント料として高額な請求をする目的の可能性があり、実際に「もっと儲けるのであれば専念した方がいい」と言われて起業したものの全く儲からず立ち上げ費用だけ取られてしまうケースも相次いでいます。

ポイント:怪しい副業ネットビジネス 搾取の一例
●ターゲットを勧誘し初期費用(セミナー費、資格取得など)を取る

●ターゲットに勧誘をさせて会員を増やし利益を産む

●ターゲットの人脈が尽きて人が増やせなくなったら、ターゲット自身に独立や起業を進めてコンサル費等を取る

●ターゲットからお金を取り尽くしたら切り捨てる

怪しいネットビジネスが行う「洗脳」とは?

また、こうした怪しいネットビジネスは洗脳やマインドコントロールの手法を巧みに利用し、被害者をすっかり信じ込ませてしまう場合も見受けられます。こうした洗脳がすっかり完成してしまうと、絶対に自分から騙されていることに気付くことはできません。加えて、周りからの指摘も受け入れられなくなってしまうため、本人や周りが副業ネットビジネスの怪しさに気付いていながらも全財産を搾取されてしまう事例もあります。

前述のような「ハマりやすい人」をターゲットに、最初は「副業として楽に儲けられる」という勧誘を行い、最終的には「言う通りにしないと不幸になる(損をする)」というような、脅迫的な誘導が行われることもしばしばです。

もしご家族がネットビジネスを行う中で、このような言動を受けていて辞められない場合などは、一般の方だけでの対処が困難な場合があります。速やかに解決実績のある専門家までご相談ください。

家族が副業で行う怪しいネットビジネスを辞めさるには

行う副業ネットビジネスに怪しい問題がないか確認を

もし、ご家族が現在こうした副業ネットビジネスを行なっている場合は、まず怪しい点や問題・違法性がないかを確認する必要があります。インターネット上でトラブルなどに関する情報を集めるだけでなく、相手企業の信用商法自体の安全性についても合わせて調べることをお勧めします。また、相手が提示してきた条件(儲けの仕組み、必要な費用)などが本当に適切かを精査することも重要です。

同時に団体名、個人名、支払い金額についてもメモなどで記録しておき、契約書やパンフレットなども写真を撮って保存しておきましょう。日時や名称のメモ、書類などはトラブルとなった際に証拠として有効利用できるケースがあるため、些細な情報でも記録しておくことが必要です。

専門カウンセラーによる説得も効果的

もしこうした副業のネットビジネスが原因で家族仲が悪くなってしまった、ネットビジネスのことで度々喧嘩をしてしまったという場合は、専門家やカウンセラーを交えた話し合いや説得が効果を発揮することがあります。

元から洗脳の手段として「家族と敵対させる」という方法があります。これは身近な人に敵対心を植え付けることで、洗脳側を頼れる人・信頼できる人と認識させる目的があります。そのため、洗脳を行う側も予測できない第三者の登場が必要となる場合があるのです。

ライツリサーチでは、同様のトラブルの解決実績がある心理カウンセラーやアドバイザーを有しており、多くの説得に成功しています。同様のトラブルに遭われている方は、必ず解決実績のある専門家や調査会社へご相談ください。

怪しいビジネス・洗脳トラブルは専門家へ無料相談を

今回は、お子さんや旦那さん、奥さんなどのご家族が副業として怪しいネットビジネスを行なっている場合についてご紹介しました。実際に副業として始めたネットビジネスにのめり込んでしまい、「お金が儲かるなら」と本業をやめてまで専念したのに失敗してしまったという被害も多く報告されています。

もしご家族が、実際にお金を利用して洗脳されてしまい、怪しい副業ネットビジネスを行なっている場合は、周りの方(ご家族・ご友人)でなければ止められない事もあります。怪しい点をわかっていて見過ごしていると、更に大きなトラブルや金銭問題に発展しかねません。必ず早い解決を行うようにしましょう。