当ページでは、周りの方が洗脳されている人への行える接し方について、絶対にやってはいけない接し方と、取るべき正しい接し方をご紹介しています。現在マインドコントロールや洗脳の被害に遭われている方は、参考にご覧ください。

家族や恋人が洗脳・マインドコントロールの被害に遭っている場合は、間違った接し方をしてしまうと危険です。更に深い洗脳状態へ陥ってしまう可能性や、周りの方も洗脳へと取り込まれてしまう場合があります。そのため、特に洗脳されている人への接し方にはご注意ください。

ライツリサーチは公安局認可の専門調査会社として、心理カウンセラーと共に洗脳やマインドコントロールの被害を解決しています。分からないことがありましたら、すぐに専門家へご相談ください。

洗脳されている人への接し方 -間違った方法・正しい方法

洗脳被害者に対する間違った接し方について

まずは、洗脳・マインドコントロールの被害者に対して、基本的にやってはいけないとされる接し方についてご紹介します。以下のような方法は、かえって危険な状態になってしまう場合があるためご注意ください。

既に以下のような対応をしてしまった場合でも、専門家と共に状態を回復させることも可能です。詳しくは、あなたのトラブルを無料相談窓口までお寄せください。

■理詰めで否定をしてしまう

洗脳によって危険な状態にある場合、それを否定し正しい方向へと導くことは重要です。しかし「とにかく洗脳状態から抜け出させる」ためだけに否定を続けることは、あまり良い接し方ではありません。

マインドコントロールや洗脳されている人は、自分で考える力を著しく奪われています。そのため否定をされると「じゃあ、どうすればいいの?」という気持ちになり、心的負荷が強くかかってしまいます。必ず否定だけで終わらせないように接することが重要です。

■感情的な批判をしてしまう

洗脳されている人に対して、つい「私が嫌だからやめてほしい」「気持ち悪い」「バカみたい」等と言ってしまう場合があります。しかし、こうした感情的なワードで洗脳状態が解けることはありません。逆にストレスを与え続けてしまうことで、更に洗脳の効力が強まってしまう場合もあるため、こうした接し方は極力控えましょう。

■洗脳に関する話題を露骨に無視する

洗脳をされている人の中には「自分の現状を認めてほしい、肯定してほしい」との思いから、あえて洗脳をしている人物や団体に関する話題を多く話すことがあります。その際に、露骨な無視などは真っ向から否定することと同義になってしまいますので、ご注意ください。

正しい対処法としては、オウム返しでのリアクションを取ったり、聞き流す程度に収めることが有効です。しかし、熱心に聞き過ぎてしまうと周りの方にも洗脳の危険が及ぶ可能性があるため、こうした話題が多い場合は専門家までご相談ください。

■ネットの書き込みなどを元に説得する

特にやりがりな間違った接し方として、ネットでの情報をもとにご家族などで説得を行う方法です。こうしたネット等の情報に対しては、洗脳側がすでに対策済みの場合が多く、成功率は著しく低いとされています。

また、このような説得を講じてしまうことで、敵対するスタンスを明確にしてしまうので、その後の生活環境もあまり好ましくない状態となってしまいます。信頼性の低い情報を用いた交渉は避けるようにしましょう。

洗脳被害者に対する正しい接し方に関して

●まずは冷静に状況を見極めましょう

ご家族や恋人が洗脳されている場合は、それを解くに当たって必要な情報を整理することが必要です。具体的には「いつから・誰が・どうやって」マインドコントロールしているのかを知ることが求められます。

しかし、現在身体的被害(拘束、暴力など)が発生している場合は、直ちに緊急対処を行う必要があるためご注意ください。

●基本的には「否定も肯定もしない」

以上のような情報を把握した上で、周囲の方のスタンスとして否定とも肯定とも取られないような接し方を心がけるようにしてください。このような接し方はとても難しいことですが、専門家を介入させてマインドコントロールを解除するようであれば、特に本人に対して否定的な言動は避けるようにしましょう。肯定をしていはいけない理由は、事項にて解説しています。

●常に「自分も洗脳されるリスク」に備える

最も洗脳されやすい人は「自分は絶対に洗脳されない」と思い込んでいる人です。そのため、ご家族や恋人がこのような被害に遭っている場合に「自分は大丈夫だから」というお気持ちで対応されていると、いつの間にかマインドコントロール状態となってしまう場合があります。

また、ご家族や恋人が自ら、相手の事を知るためにセミナーや会合に参加したり、洗脳を施している人物に会いに行くのは非常に危険です。洗脳やマインドコントロールのトラブルに「絶対」はありません。常に用心し、危険に備えるようにしてください。

まとめ

それぞれの洗脳被害に異なる「正しい接し方」

洗脳やマインドコントロールのトラブルは、大小様々な規模で日夜発生し続けています。トラブルの解決には、決して一辺倒な対応ではなく、洗脳被害の性質に合わせて適切な接し方・対処法を講じる必要があります。

洗脳やマインドコントロールと言えど、宗教に関するものか、悪質なマルチ商法やネズミ講などのビジネスか、DVやハラスメントなどの恋愛に起因するものなど様々です。しかし根本は、自分の利益のために他人を支配して利用する悪質な行為です。もし身近な人がこうした被害に遭われた場合は、すぐに私たちへご相談ください。

(洗脳・マインドコントロール専門カウンセラー:谷口)